小さなアーティスト 2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2009年7月4日

 

F君のお母さんがまず考えたのは、通う幼稚園を変えることです。

F君に合いそうな園を色々と探したそうですが、

遠かったり、人気があって入るのが難しかったり・・・。

少なくとも直ぐには移ることが出来ないようです。

  

そうなると、先生と「対決」しなければなりません。

F君のお母さんは人と争うことが何より苦手で、

これまで極力大人しく目立たないように生きて来ました。

どうしても意見を言わなければならないような時は、

なるべく相手に合わせるようにして来たそうです。

 

「自分の事だったらいくらでも流せるのですが、

息子の個性が潰されそうだ思うと、

とてもこのままには出来ません。

近々先生とお話する機会があるのですが、

やはり、息子のことを解ってもらうように努力すべきですよね。

でも何をどう話して良いか・・・。

先生の表情や口調からは、とてもこちらの意見を

受け入れるようには思えないのです」

 

お母さん自身も、これまでの限界を破って

現実に向き合うタイミングを迎えているようです。

F君がそのチャンスを作ってくれているのですね。

  

タロットを切ってみると、上手にお話しようとせず、

素直に心を込めて、思うとおりお話してください、と出ました。

その結果、先生は納得するわけではないけれど

F君にとって、これまでより園が居ごこち良くなる、 

と出ていました。

 

先生にとってもまた、成長のチャンスなのでしょう。

 

お母さんはF君の才能を伸ばす為、子供たちの創造性にまかせて自

由に遊ばせる活動をしている「お教室」を見つけ、

通わせることにしました。

そこはF君にとって、かなり居ごこちの良い場所になるようです。

認められる場所があることで、

園でもリラックスできれば、と思います。

  

F君は時々「お母さん、僕のこと信じてる?」と聴くそうです。 

アニメででも覚えたのでしょうか、

目が点になっちゃいます、とおっしゃるお母さんに、

「もちろん、信じてるわよ」と真顔で答えてあげてくださいね、

とお伝えしました。

それは、今とこれからのF君を支える、

魔法の言葉になるはずです。