自分史の神話 1












2007年5月15日


あなたの生い立ちを話してください、

と誰かに頼んだとします。

その方の語る物語は
どんなものになるでしょう。

冒険譚?悲劇?コメディ・・・?

 

私は、お話の内容よりも

その方の語り口が気になります。

確かに子供のころから

苦労の連続だった方もあれば、

恵まれた環境で
のびのび育った方もあるでしょう。

しかし、客観的事実と主観的印象は

イコールではありません。

 

聞き手に感想や意見を言わないようにお願いして、
自分のこれまでの人生を、淡々と語ってみます。
どんなストーリーになるでしょう?

 

次に同じ人生を、

被害者意識丸出しの
暗~いストーリーにして語ってみます。


最後に、愛と調和に満ちたものとして語ります。

 

どうでしょう?

ずいぶんと違ったストーリーが

出来あがりませんか?

 

人生で起こることはある程度決まっていても、

その解釈の仕方は無限大です。

あなたの人生を

愛と調和に満ちたものとして捉え直すと、

実際、愛と調和の中に
生かされているのに気付きます。