マーガレットクラブ












先日、暫くぶりで、

ある女友達と逢いました。

彼女は心理学や仏教を学ぶ、

真摯な探究者です。


物事に敏感に反応するたちで、

人の心が読めてしまい、

数年前には、そのとこでずいぶん

傷ついたりもしていました。そんな彼女も

最近ではすっかり心の筋肉を付け、

彼女にだけ認識される世界を

楽しむ余裕が出て来たようです。

 

すると、訓練したわけではないのに、

オーラが見えはじめたそうです。

それもぼんやり光るとかではなく、

確かな質感を伴っているのだそう。

私も見てもらいましたが、

ほろ酔い加減だったこともあってか

「ポワンポワンてしてる~たのしそ~」とか(^^;)。

 

その日は終電ぎりぎりまで

不思議な物事について話しました。

彼女が駅で帰りのキップを買った時、

券売機から、おつりと一緒に、

花の絵に「マーガレットクラブ」と書かれた

シールが出てきました。

軽くハイになっていた私たちは、

女学生のようにクスクス笑いました。

 

家に帰って手帳を開くと、

机の上にハラリと落ちたものがあります。

さっき券売機から出てきたのと同じ

「マーガレットクラブ」のシールです。

これは、その日初めて入った

某大型スーパーの

パン屋さんのシールでした。

お茶目だなあ、と思い、

またちょっと楽しい気分になりました。

このシンクロには続きがあります。

次の日、マーガレットの小さなブーケを

お土産にくださったお客様がありました。

その方の悩みは、

「人の心が読めてしまう」というものでした。

 

もちろん、マーガレットクラブのお話をして、

心をほぐしていただきました。