結婚について
●ご相談者 Y.H.さん 30代女性
●ご相談内容
これからの人生について漠然とした不安があり、ご相談させていただきました。
私は現在外資系の商社に勤めて10年目を迎え、それなりに努力を認められています。仕事内容や待遇に特に不満はありません。友人にも恵まれ、忙しい中、暇を見つけては趣味も楽しんでいます。ただ、一人になった時など、ふと、このままでいいのかなあ…と思うことがあります。
きょうだいは無く、現在両親と3人暮らしをしています。家族間にも特に問題はありません。これまで恋愛や結婚には殆ど関心が無かったのですが、このまま年を取って両親が亡くなった時、自分は独りぼっちになるんだなあ、と思うと、結婚を考えた方が良いのかなあ....と。かと言って結婚してる自分のイメージは皆無です。
私はどこかオカシイのでしょうか。お見合いでもして結婚した方が良いのでしょうか。そもそも、私は結婚が出来るのでしょうか。出来るとしたらいつで、どうやって相手を見つけたらよいのでしょう?一度に沢山質問して申し訳ありません。そんなことを考え出すと止まらなくなってしまいます。どうかよろしくお願いします。
●リーディングの結果
この世に生まれてくる目的は人それぞれですから、女性だからと言って、必ずしも結婚しなくてはならないということも無いと思います。そもそも出生時の人生のシナリオに、結婚の項目が無い、あるいは設定が曖昧な場合、結婚問題に関し、それほど不安になったり悩んだりしもしないものです。そういう方は自由な人生を楽しみ、他に決めてきた目的に愛着を持って取り組みます。周囲の影響やその時々のこコンディションによって、一時期そういった不安に駆られることがあっても、それは過ぎ去って行くものです。調子が良くなれば忘れてしまうでしょう。
また、結婚そのものに関しても、ある女性にとってはそれがとても価値のある生き方であり、他の方にとっては自然な成り行きであり、また他の方にとっては厳しさを通した学習の機会であったり、・・・と、同じ「結婚」という体験でも、結婚をする方の数だけ、その意味も多様に存在します。
問題は、Yさんにとって、結婚とは何か、だと思います。
Yさんの愛情面を鑑ますと、内面に、異性とのかかわりへの、漠然とした「不得意意識」があるようです。一方仕事への集中力があり、責任感が強く、能力も十分ある方なので、これまで「不得意分野」である恋愛や結婚にはあえて目を向けず、楽しいと感じられる仕事の方を優先して来られたのではないでしょうか。
かといって、結婚に大きな問題があるわというわけでもなく、もし結婚されれば、案外上手にお仕事と結婚生活の両立をして行かれることと思います。信頼できるお相手との間には、穏やかな感情の交流もありそうですから、あえてその部分を避けて通る必要も無さそうです。
結婚まではあと一歩。まず、貴女の内面に、このような『不得意感覚』があることに気付いてあげてください。それで半歩結婚に近づきます。残りの半歩は、貴女に合った方法を見つけて心を癒すことで進みます。癒しが完了しなければ出会いが無いということも無く、後半はパートナーその人が手伝ってくれることもあります。
Yさんは現在、気分が不安定で考え方が限定的になりやすい時です。だからこそ、隠れていた心の問題が浮上して来たのでしょう。ちょうど、今年から来年にかけ、プライベートな部分にあなたの関心が集中しています。女性らしい意識が前面に出て、恋愛や結婚の準備にはもってこいの時期です。ご両親のように、幸せな家庭が作れますよ。
お見合いも悪くありませんが、なさるのでしたら、お見合い「でもして」という感覚ではなく、巡り合いの一つの方法として素直に捉えてください。何処で?どうやって?と頭で考ていると、却って前に進みません。ただ、ルーティンを破るほんの少しの勇気は必要かもしれませんね。気構えず、あなたが楽しくなるような行動をしてください。そんな中、ピンと来るお相手が現れる可能性は高いと思います。
実際の結婚は2~3年後になりそうですが、Yさんの場合、お相手が見つかれば、結婚は特に焦る必要は無いでしょう。
●感想
ありがとうございました。検定結果を読んで、何だか嬉しくなっている自分がいます。ということは・・・私は結婚がどうでも良いグループでは無かったという事ですね!全然気が付きませんでした(笑)。
不得意感覚と言えば思い当たるフシがあります。私はなぜか恋愛映画が嫌いなんです。時間の無駄に思えて。何かあるのかしら。癒しの方法と言っても検討が付きませんので、まずはステラのセラピーを受けてみ用と思います。遅めのスタートですが、ちょっと頑張ってみます。どうぞよろしくお願いします!