これからの生き甲斐

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●ご相談者  A.Y. さん 40代 女性

 

●ご相談内容

 

私は現在専業主婦です。高校の時に主人に出会い、浪人中に長女を身ごもり、進学を諦めて結婚し、そのまま子育ての生活に入りました。三人の子供に恵まれ、主人には何の不満もありません。平凡ですが、幸せな人生だと思います。ただ、何となくこのままで人生を終わらせたくないという焦りがあります。一度も社会に出たことが無いことや、高卒という学歴にコンプレックスもあります。

 

 子供たちに手が掛からなくなった今、何かお勉強をして人様のお役に立ち、主人の定年後、家計の足しにでもなればと思うのですが、この年齢ですし、結局働き口が無く、お勉強も自己満足で終わってしまうのっかもしれないとも思いますし・・・。

 

 でも、もしお勉強するとしたら、考えていることが二つあります。一つはカウンセリングです。私は人から悩みを相談されることがけっこうあり、そんな時にちゃんとした知識や資格があれば、と思うことがあるのです。でも、ちゃんと資格を取るとすれば大学に入りなおしたり大学院にも行かなくてはなりませんよね。お勉強は好きですが、自分にそこまでの根気があるかどうか不安です。

 

 もう一つはお菓子作りです。ストレスが溜まるとお菓子を作ります。そうしていると楽しくなるのです。本格的に学んでみたいのですが、学んだとしてお仕事にんあるかどうかわかりませんし・・・。

 

 こんな私がこれからお勉強をして何とかなるものでしょうか。なるとしたら、カウンセリングとお菓子作り、どちらが可能性があるでしょうか。それとも他に何か適性があれば教えてください。贅沢な悩みかもしれませんが、アドバイス宜しくお願いします。

 

 


 

●リーディングの結果

 

 Aさんの悩みは、決して贅沢などではないと思いますヨ。女性としての幸せと、一個人としての幸せは、どちっらか一方を取らなければならないものではないと思います。人により、人生のどこに重点を置くか、という違いはあるかもしれませんが・・・。

 

 とは言っても、女性の人生は、とかく計画通りに進まないことが多いですね。ある時期に、どうしても、子育てや家族のサポート、家庭生活の維持などに、時間とエネルギーを取られます。それは大変かもしれませんが、大切な家族のために費やす時間やエネルギーは、何物にも替えがたい価値があると思います。そして、そこから解放された時、今度は自分自身のために生きることも、素敵なことです!

 

 女性の人生には不確定要素が多く、多様です。ただ、変化に対応する柔軟性を授かっているのも女性です。夢を諦める必要は、何処にもないと思いますよ。

 

 さて、Aさんの適性についてですが、興味のあることを深く掘り下げる、学研的な資質を持っておられます。人を助けたいという純粋な思いもあり、癒しのパワーもあり、でカウンセラー等はピッタリです。ただ、大学→大学院へ進学し、臨床心理士の資格を取る必要性があるかのかどうか・・・。このあたりのことは、案外、勉学の志半ばに子育てに入られた、不完全燃焼感が影響しているのかもしれません。正式な資格が無くても、カウンセラーとして活躍出来る場面はあると思いますので、まずは楽しんでお勉強されてみてはいかがでしょう。

 

 お菓子作りも楽しそうですね。Aさんの味覚は繊細ですし、誰も思いつかないようなアイデアのある方ですから、きっと、美味しくて斬新なお菓子のレシピを沢山お持ちなのでしょう。美味しいお菓子で人を癒す、納得です。そして、こちらもあえて専門学校に通う必要は無いのではないかと思います。教える方ならわかりますが。ただ、作るのにしても教えるにしても、お仕事にしてしまうと、作ることの純粋な喜びからは遠ざかってしまう気もします。Aさんにとって、心が解放される場所として大切に取っておかれるのも悪くないかもしれませんね。

 

 あと、占星術等、神秘的なことにも興味をお持ちでは無いですか?そういった方面の才能もお持ちですよ。いきなりそういった世界に入るのが不安であれば、カウンセリングのお勉強をされた後、チャレンジされても宜しいかもしませんね。実際、占星術を学ばれる方の中には、教育、心理、医療、福祉等の現場に(こっそり)役立てていらっしゃる方もあります。

 

 これから2年あまりは、Aさんにとって、先に進ませようとする星と、現状に踏みとどまらせようとする星が、両方入ります。くじけそうになることもあるかもしれませんが、あなたは確実に夢を実現することのできる方ですので、勇気をもって一歩ずつ進んでください!

 

 

 

●感想と質問

 

 先生!回答を読んで泣いてしまいました。実は占星術にも興味があるのです。才能が無いと笑われたら恥ずかしいので質問に書かなかったのです。そんなことまでわかってしまうのですね!いつかきっとステラでお勉強したいと思いますので、その時はどうぞよろしくお願いします。

 私の不安に全て答えていただきましたので質問は何もありません。ただ、もう一度だけ、こんな私でも大丈夫と言ってくださいませんか?

 

 

 

●質問への回答

 

 大丈夫ですとも^^