ステラより愛をこめて
新着を含め、書き溜めた1200のブログ記事より、 ウェブサイト用に厳選してお届けします。
2016年
10月
02日
日
ドナ・ドナ~マリッジブルー 3
誘導で出てきたヴィジョンと、
お式や披露宴が憂鬱になったことの
関連性を見て行きます。
お父さんと食事をするのが辛いのか?
お祝いの宴のために、
動物が屠られることが辛いのか?
近いのですが、的を得てはいないようです。
もう少し掘り下げてみます。
すると、Mさんは一番に、
お父さんと和解しないまま
お嫁に行くのが辛いのだ、とわかりました。
イメージの中で、M ちゃんは、
お肉を食べられなくなった理由を
父さんに話します。
ドナドナの歌を聞いて以来、
どんな気持ちでいるかを伝えます。
イメージの中のお父さんは、
Mちゃんの気持ちがよくはわからないものの、
無理に食べさせようとして悪かった、と
謝ってくれました。
今度はMちゃんが、
お父さんの気持ちを読んでみます。
食が細いMちゃんの健康を想い、また、
忙しいのに一生懸命お料理を作っている
お母さんを気遣っての、
厳しい態度だったことがわかりました。
その夜、お父さんから電話がありました。
『お母さんから聞いたよ。ドナドナ、だろ?』
その言葉で、父娘の十数年のわだかまりが、
一気に溶けて流れ去りました。
まもなく幸せいっぱいのMさんが、
お父さんのエスコートでバージンロードを歩いたのは、
言うまでもありません。
ちなみに、披露宴のお料理は、
製ベジタリアン・メニューでしたとさ♪
おしまい
2016年
10月
02日
日
ドナ・ドナ~マリッジブルー 2
Mちゃんの給食の前の授業は、音楽でした。
ドナ・ドナという歌を習い、
先生が歌詞の意味を説明してくださいました。
市場へ引かれて行く、子牛の歌です。
その時Mちゃんは、
これまで食卓に上ったお肉に、
みな命があり、お母さんがいて兄弟がいて、
感情も意志もあったことに、
気付いてしまったのです。
何も知らずに食べてしまった、
そのことに深いショックを受けたのでした。
家に帰ってお母さんに話しましたが、
お母さんは笑って言いました。
「あなたはほかの生き物たちの
大切な命を頂いて生きているのよ、
だから感謝して一生懸命生きない」
Mちゃんは、納得できませんでした。
お父さんは、お母さんより
話が分からないと思っていたので、
お父さんには何も話しませんでした。
この後、Mちゃんは、
お肉を食べられなくなりました。
「出されたものをちゃんと食べなさい!」
と、お父さんがいつも怒ります。
Mちゃんはその都度、
とても苦しい想いをしました。
一度は、お父さんに無理矢理
口の中にお肉を入れられ、
戻してしまいました。
この後Mちゃんは、
お父さんと同じ食卓に着くことができなくなり、
お母さんはMちゃんに
お肉以外のお料理を出すようになりました。
つづく
2016年
3月
28日
月
ドナドナ~マリッジブルー1
Mさんは、幼い頃から「お嫁さんになる」のが夢でした。
大人になって素敵な男性と出会い、
順調に愛を育んで、結婚が決まりました。
ところが、お式や披露宴の準備が始まると、
どんどん気分が落ち込んで行きます。
近頃では、お相手のことが
好きかどうかさえ、わからなくなってしまい、
いっそ破談にしてしまおうかと思う位です。
でも、とてもそんな勇気は無いし、
一人で生きて行きたいわけでもない。
何がどうなっているのかさっぱりわからず、
誰にもわかってもらえず、
疲れ果ててステラへいらっしゃいました。
Mさんは、とても優しい方です。
結婚運に問題はなく、
お相手の男性との相性も申し分ありません。
ただ、内面にある葛藤に光を当て、
クリアにしなければならない
「大掃除」の時期が来ているのは確かです。
そこで、ヒプノセラピーを試みることにしました。
ブライダル・セラピーですね!
催眠に入ると、Mさんが小学生の頃の、
給食の場面が出てきました。
Mちゃんは、大粒の涙を流し、
必死で嗚咽をこらえていますが、それでも
ひきつるような号泣が止まりません。
机には、冷めた給食が
手を付けられないまま乗っています。
ほかの生徒は食事が終わっていて、
先生がMさんの食べ終わるのを見守っています。
小学生のMちゃんに、いったい何があったのでしょう。
つづく
2016年
3月
18日
金
春と聞かねば
春と聞かねば 知らでありしを
聞けば急かるる 胸の思いを
いかにせよとの この頃か
いかにせよとの この頃か
「早春賦」の三番に悶絶。
相手の想いを知ってしまった恋の歌です。
大正2年に創られた小学生唱歌ですが、
こども達には歌詞の意味が
わかるはずも無く。
後になってわかるという・・・
2016年
3月
03日
木
ソウルメイトに出会うには
これのために、この映画が好きになった、
という「台詞」って、ありませんか?
私にはあります。
これから映画を見る方のために
映画の題名は書きませんが、
台詞のほうは、こんなのです。
『この世に理想の相手はいないけど、
本物の相手はいる』
理想の相手を探して探して、
見つからなくてがっかりしている方たちや
理想と思って一緒になったら違っていて
がっかりしている方たちに、
是非、味わっていただきたい名台詞です。
昔の日本の人は、これを
「われ鍋とじ蓋」などと言いました。
うむ、完結な表現です。
私のお相手はいったいどこにいるんだろう、
と悩む方は、頭で考えることを止め、
不安を手放して今の幸せに感謝していると、
「本物」とのご縁が繋がりやすくなります。
そのお相手は、想定外かもしれませんが
あなたにピッタリです。
この人ではなかった!?と思う方は、
不満や期待を手放してお相手に感謝すると、
この人でよかったんだと気付くか、
パートナーチェンジが起こります。
そのようにして出会った人が、
所謂よくいうところの「ソウルメイト」です。